ヒアルロン酸は、1934年にアメリカコロンビア大学教授のカールマイヤー博士らによって牛の目の硝子体から初めて分離されました。ヒアルロン酸は、人間や動物の身体の中に含まれる多糖類の一種です。
例えば、膝や肩の関節の中にある液体や軟骨はヒアルロン酸から作られています。また眼球の水晶体の後ろにある硝子皮膚や臍帯などに多く含まれます。ヒアルロン酸は多糖類の中でもヘテロ多糖類に属していて、その中でも人間等の生体内でタンパク質と結合する性質を持ち、ムコ多糖に類属しています。ヒアルロン酸の水溶液は無色透明で粘度が高くゲル状になっています。
ここで、実際に人間の体内の中でのヒアルロン酸の働きをいくつか説明します。ヒアルロン酸は、骨と骨との間の動きを滑らかにしたり、摩擦を緩和するクッショクの役割を果たしたり、関節の動きを良くする助けをしています。又、眼球では硝子体の中にあって、眼球の形を保ち、細菌の侵入を防ぐ役割をしています。その他にも、体内に必要な水分を作り出し、皮膚組織の乾燥等を防ぐ働きもしています。
美容食品現在人口的に作られたヒアルロン酸は、関節炎や一部の眼病の治療に使われている他、健康食品や美容食品・化粧品・医薬部外品の添加物や、医薬品の成分として使われています。
特に、化粧品の分野ではその保水性や粘弾性が活かされ、保湿成分を目的とする乳液やクリーム等の化粧品として多く販売されていますし、コンタクトレンズの洗浄液の中にはヒアルロン酸成分が含まれているものもあります。


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